勝手口から子猫が家の中を覗きこんでいます。
櫻建設お助けスタッフ川合家の話です。
川合さんは保護猫を迎え入れて2年目。庭に野良猫がやってくることもあるけれど、
家の中を覗き込むような近さまでやって来ることは初めてだそうです。
この子猫は初めて現れたのは1/13(土)のお昼ごろ。1m以内に近づくと、逃げてしまいますが、
寒い冬に不憫なのでご飯をあげました。
この子猫は1/14(日)もやってきました。発泡スチロールで簡易ハウスを作り、
中にタオルケットを入れたのですが、全然入りません。
1/15(月)朝起きてくると、なんと簡易ハウスの上でこちらを覗きこんでいます。外気温は2℃。
一晩中、簡易ハウスの上にいたのです。
簡易ハウスの中に餌を入れると、中に入り簡単に捕獲できました。
動物病院に連れていき、検査してもらうと、エイズ、白血病、ダニのみも全て無し。ただ、風邪をひいていた
ので抗生剤を注射してもらったそうです。
小さな猫ですが、歯が生え変わっているので、生後5か月以上で、年齢不詳。
人に慣れているので、家から逃げてきた可能性があると考え、保健所に問合せても逃げ猫の問合せはないとのこと。
それにしても不思議なことばかりです。
いつも野良猫が庭にやってくると、警戒してシャーとなる川合家の猫たちが、この子猫が家に近寄っても興味を示すことはあっても、全く警戒しなかったのは何故?
普段から野良猫パトロールをしている川合さんが今まで見たこともない子猫がどうして突然やってきたのか?
川合さんの家は櫻建設で建てたものではありませんが、断熱性能がしっかりしていて、21℃以下になることがないそうです。家の外から分かったのか?
<参考>
どうして、家の外から、この家なら絶対に大丈夫と決めて何十時間もじっと待っていたのか?
川合さんは家庭菜園が趣味なのですが、ここに糞をする野良猫は追い払っています。しかしこの子猫は糞を木の根元に分かりにくいように隠していたのは何故?
猫の世界にはNNNと言って、猫世界を住みよいものにする猫の組織があるそうです。
猫の調査員がいて、猫仲間に情報提供をし、この家は優良物件としてロックオンする。
そしてロックオンされると、どんどん猫がやって来ると言うのです。
しかし、そんなにどんどん野良猫が川合家にやってくることもないそうです。
この子猫だけが突然やってきて、辛抱強く家の外で待っていたのです。
川合家にいる猫2匹との相性も分からないので、とりあえず玄関でケージに入れて隔離しています。
とてもおとなしい女の子猫なので、川合さんの知人何組かが里親になるか思案しているようです。
〈元々いた猫ちゃんに受け入れられているところ〉