“猫”が好む温度は20~28℃と言われています。“人”も同じぐらいの温度が心地よいのです。
この言葉をひっくり返すと、20~28℃の温度を外れれば外れるほど、猫は居心地が悪くなります。
人も同じことです。
猫は好き勝手に移動、人は?
猫は、自分の好きな環境に歩いていってはゴロンと寝てしまいます。
人の場合はそうはいきません。
今日は玄関が涼しいから玄関で寝る。
浴槽の蓋の上が暖かいから蓋の上で寝る。
ということはまずやらないでしょう。
ソファに座ってテレビを見る。
台所でごはんを作る。
ダイニングでごはんを食べる。
このように、するべきところに移動し、するべきことをします。
人は暑くても寒くても、目的のところに移動して、するべきことをします。
温度のストレスを感じないように暮らそうとすると、するべきことがある場所、トイレ、脱衣所、
キッチン、寝ている時の寝室も含めてだいたい同じ温度にする必要があります。
衣類で調整する方法はどうだろう
ある程度は衣類で調整することも可能です。夏のTシャツと短パンであれば、着衣重量は200gです。
一方、厚手の靴下、厚手のパンツ、セーターなど着こんでいくと2㎏近くになります。
常に大きいペットボトルを持って移動するようなものです。肩こり腰痛のためにも、出来るだけ
衣類は軽い方が良いはずです。
仮に、軽い衣類で暖かくすることが出来たとしても、室温が低いと気管支や肺にストレスがかかっています。
マスクをすれば呼吸する空気も暖まります。でもまたマスク生活に戻しますか?しかも寝ている間も。
参照 暖かいの家の注文の仕方とは?https://sakurakensetu.jp/2023/11/02/1433/
足元と頭で温度が全然違う?
四つ足の猫は体高が30㎝程度。人は座ってもいてもその数倍、立てば5倍以上にもなります。
猫の場合、足元・胴体・頭で温度差はほとんどないでしょう。
しかし人の温度計を胸の高さは18℃、足元は14℃という家もあります。
猫は冷たい床を嫌ってキャットウォークの上に行ったり、日差しがあたる窓辺移動してゴロンです。
上下温度差と快適についてはまた改めてブログを書きますが、足元は18℃では物足らないのです。
まとめ
小難しく書きましたが、覚えて欲しいことは、
気持ちいい温度は猫も人も20~28℃ぐらいということです。ちょうど春秋の気温です。
だから家の中も冬も夏も室内がどこも20~28℃にできる
住まいが理想です。
そして、足元も暖かくできることが大切です。
日本人は、自分は我慢して相手のことを考える人が多いように
思います。
家中、24時間20~28℃にできる家をもったいないと考える方には、あなたの愛猫のためと考えて
住まいと暮らしを見直してはいかがでしょうか。
それによって、あなた自身が健康に快適に暮らすことができるのです。