Mご夫妻の家は郊外の閑静な住宅地にあります。
ゴールデンリトリバーのエリオットくんの盛大な歓迎を受けて、
M邸の居間にお邪魔すると、ベンガル猫のマヤさまが「ふん!」という感じで訪問者を無視して目の前を通り過ぎます。
「今日、マヤは機嫌が悪くてエリオットと主人に八つ当たりしています」と奥様。
櫻建設にお声がかかったのは、この猫さまのために
キャットステップを設置することでした。
こんな立派なワンちゃんがいるのに、なぜ猫を?
お二人とも高齢なので、
エリオットくんを最後の犬にしようと思われたのですが、
猫も欲しかったそうです。
ただし、犬がいるので、子猫がほしいと思っていらっしゃいました。
犬や猫は、生後2~3カ月が社会化する、つまり仲間などを認識する時期といわれ、
周りに子犬や子猫がいると、仲良くなる傾向があるといわれています。
犬が先に飼われていた場合、成犬でも群れを大切にする犬は新入りの子猫を世話することが多いそうです。
ところが、保護猫の場合、ご高齢の方には譲ってもらえません。
「でも猫がほしい、ほしい」と思っている時に、動物病院でゲージに入れてあった猫を見て一目ぼれ!
すでに2歳でしたが、譲ってもらったそうです。
上下運動ができるよう、キャットステップがほしい。
村井邸は全室犬・猫に開放されていて、
マヤさまはどこでも好きなところに行くことができます。
ではなぜ猫さまのためにリフォームをされたのでしょうか?
「マヤは活発な性格です。もっと上下運動ができるように
キャットステップなどを設置したほうが良いのではと考えました」。
なぜ、櫻建設が選ばれたのでしょう?
ご夫妻は猫を飼うのが初めてでしたので、
猫用のリフォームができる工務店をインターネットで探したそうです。
複数の工務店を見つけましたが、櫻建設を選ばれたのは、
中でも猫のことをよく知っていそうなサイトだったからだといいます。
そして担当者がお伺いしたところ、
「一目で犬や猫が大好きな方だと分かり、とても安心いたしました」。
猫のことはよく分からず、櫻建設さんに全面的にお任せしました。
ご夫妻はキャットステップを注文されたものの、
実のところよく分からないということで、特にご要望などはありませんでした。
「猫のことをよくご存じの櫻建設さんにお願いしたので、全面的にお任せしました」。
できあがったキャットステップは?
「昼間は、タッタッと駆け上がったり、夜はまったり寝たりしています」。
「ステップを伝わっていろいろなところへ行きますね。
たとえば、高いところの押し入れを開放しているのですが、
そこへももぐりこんだりしているようです」。
キャットステップは素人にはできないものと実感!
一番下のステップまでの高さはMご夫妻と相談しながら決めました。
猫のジャンプ力を考えて高さを決めたのですが、
ご夫妻には相当高く感じられたようです。
ところが、マヤさまは用意してある踏み台を使わず、一番下のステップに一とびで飛び乗ってしまったそうです。
「そのジャンプ力にはおどろかされました」。
このキャットステップは、
猫のジャンプの動きやかかる荷重を考慮したものですが、
ご夫妻は「自分たちでは、全く考えられないもの。
素人には到底できないものと実感しました」とおっしゃいます。
そして、「櫻建設さんの仕事の進め方は、早くてスムーズで丁寧!私たちの期待をはるかに上回るものでした」と奥様。
「この次に櫻建設さんにお願いするとしたら、猫と快適に暮らせる住宅かな・・」
と、ご主人が笑って応じられました。