武蔵村山・立川・昭島及び三多摩 一般建築(注文住宅)設計、施工、リフォーム、ペット事業(猫さまリフォーム)はお任せください

櫻建設

お知らせ・ご案内

NEWS & BLOG

お問い合わせ 資料請求はこちら
  1. ホーム
  2. さくらブログ
  3. お知らせ・ご案内

猛暑の夏を猫と快適に過ごすために注意すること!それは猫の熱中症 !

Nekomo BLOG

本格的な夏になる前から、気温が高くなると、熱中症への注意が喚起されます。テレビやラジオの天気予報でも、自治体の広報車からも呼びかけられています。これは人の話で、猫は寒さに弱いが暑さに強く、ましてうちの猫は室内飼いでエアコンも効かしてあるので心配ないと思っているあなた!実は、猫も熱中症になる危険性があります。エアコンでも注意すべき点があり、また少しの間の留守番でも油断は禁物です。この記事では、猫を熱中症から守り、猫と快適に猛暑を乗り切るコツをお伝えします。

目次

1.猫と猛暑を乗り切るため、まず猫のことをもっと知ろう

1-1猫の祖先は暑く乾燥した砂漠地帯に生息していた

1-2 猫は、どうやって体温を調節しているの?

2.「熱中症」!日本の夏に気をつけたい猫もかかる疾病。

2-1猫が熱中症にかかる危険性のある気温と湿度

2-2猫が熱中症にかかる危険性があるのはどんな環境?

3.知っておきたい愛猫を熱中症から守る予防策

3-1賢いエアコンの使い方

3-2扇風機には注意が必要

3-3 猫には特に水分補給が大切。

3-4 猫がいつでも出入りできるよう、家屋内のドアを開放!

4まとめ

1.猫と猛暑を乗り切るため、まず猫のことをもっと知ろう

さて、エアコンの効いている室内で飼われている猫でも、熱中症や夏バテになる危険性があるそうです。特に熱中症は命を落とす危険もある怖い症状。猫といっしょに高温多湿の日本の猛暑を乗りきるために、まず猫ってどんな動物かその特徴を調べておきましょう。

1-1猫の祖先は暑く乾燥した砂漠地帯に生息していた

動物分類学で「イエネコ」と呼ばれる飼い猫。その先祖はリビアヤマネコといわれ、砂漠やサバンナなど暑く乾燥した地域に生息していました。砂漠は乾燥して水がとても少ないところです。そんな環境で生きるため、猫は飲む水の量が少なくてすみ濃い色の尿を排泄する体のしくみになっています。猫がなかなか水を飲んでくれないのも、こんなところからきているようです。余談になりますが、猫は飲む水の量が少なくてすむものの、それが腎臓に負担をかけるので、腎臓病になりやすいと言われています。

1-2 猫は、どうやって体温を調節しているの?

猫は人と同じ恒温動物。体温は脳の中の体温調節中枢と呼ばれるところでコントロールされ、「平熱」が保たれています。成猫の平熱は人より高く、38℃くらい。人の場合、暑くなると全身に汗をかいて、その汗が蒸発する気化熱で体温を下げています。しかし猫の場合は汗をかくのが肉球と鼻だけです。人のようにはいきません。また犬はハアハアと口で呼吸するバンティングで体温を下げていますが、猫は鼻で呼吸するので、猫のバンティングはめったに見られません。猫がバンティングを始めたら、かなり体温が上がっていると思ってよく、熱中症が疑われます。熱を測って39℃以上あったら、すぐに動物病院へ連れていきましょう。

2.「熱中症」!日本の夏に気をつけたい猫もかかる疾病。

猫はアフリカの砂漠生まれ、暑さには強いはず。けれども砂漠は乾燥していますが、日本の夏は湿度がきわめて高く、蒸します。閉め切った家や車の中、その他、猫は狭いところが大好き!もぐりこんだ押し入れなど、熱中症になる危険性があらゆるところに潜んでいます。

2-1猫が熱中症にかかる危険性のある気温と湿度

猫の熱中症の危険性が高まるのは、人と同様、気温が30℃を超える時です。ただし30℃以下でも湿度が高いと熱中症になる可能性があります。5月で気温が28℃くらいでも、湿度が高いと、猫も熱中症にかかります。昨今、5月に熱中症で病院に運びこまれる猫の数が増えているそう。猛暑といわれる、気温、湿度ともに高まるじめじめした日本の夏は特に注意をはらう必要があります。

2-2猫が熱中症にかかる危険性があるのはどんな環境?

夏の日差しの強い時、車の中や閉め切った部屋の中は、急激に温度が上がります。またキャリーケースに入れて移動する時も、ケース内に熱がこもりますので、注意が必要です。狭いところが大好きな猫は、押し入れや小さな物入れなどに入りやすく、飼い主さんが気づかずに閉じ込めてしまう場合もありますので、気をつけましょう。

3.知っておきたい愛猫を熱中症から守る予防策

「涼しい場所は猫に聞け」などと言われているように、猫は暑くなると涼しい場所を自分で見つけて移動するといいます。ましてや、猫は暑い砂漠生まれ、暑さに強いはず。なぜ熱中症にかかるのでしょうか?それは乾燥している砂漠と違い、日本の夏は極めて湿度が高いからと言えるようです。その命にかかわることもある重大な疾病、熱中症は猫の特徴を知った上で、ちょっと気を配ることで予防できます。

3-1賢いエアコンの使い方

たとえ完全室内飼育といっても、部屋の温度が高くなれば、猫の熱中症の危険度は上がります。人と同様に熱中症対策には、エアコンが有効です。猫に対しての適温は、人が少し暑いと感じる27℃から28℃くらいといわれています。注意しなければならないのは、猫は人より小さく床近くにいるということです。床近くの温度は設定温度より低くなり、寒いのが苦手な猫には、低くなりすぎます。実際の温度が25℃以下になるのは冷えすぎだと思ってください。

3-2扇風機には注意が必要

扇風機そのものは、猫の熱中症対策にはあまり意味がありません。猫は被毛に覆われていて、扇風機の風があたっても「気化熱」が発生しないので、涼しくないと考えられています。むしろ長時間扇風機にあたっていて体調を崩すこともあるので、注意しましょう。ただ高いところに滞った熱い空気と床にたまった冷たい空気を循環させることができるので、エアコンとの併用をおすすめします。しかし猫が好奇心で扇風機の羽が回転しているところに手を入れたり、なにかのはずみで倒したりするなどケガをする危険性がありますので、注意が必要です。羽の部分にカバーをつけるとか、転倒を防止するなど対策を講じましょう。

3-3 猫には特に水分補給が大切。

熱中症対策には、のどが渇かなくても、こまめに水分を摂ることがとても大事です。ところが、もともと砂漠生まれの猫は、あまり水をとらなくてもよい体の仕組みになっているため、飲む水の量が少ない動物です。水分を十分に摂れるように注意を払いましょう。新鮮な水がいつでも飲めるよう、水飲み場は複数箇所用意しておけば、水の入った容器をひっくりかえしても安心です。留守にするときには、水が十分にあることを確認してから出かけましょう。また、いつもドライフードの食事を与えているのであれば、ウェットフードに変えて食事からも水分を摂取できるようにすることもできます。

3-4 猫がいつでも出入りできるよう、家屋内のドアを開放!

猫は自分で涼しい場所を探します。涼しい廊下や玄関、バスルームなどにいつでも行き来できるようにドアを開放しておくことが大切!ドアストッパーなどで閉め出しや閉じ込めがないようにしておくとよいでしょう。また雷などで停電するリスクもあります。特に留守にする時には、部屋のドアを開けたまましておくことを忘れないようにしましょう。

その他、猫の熱中症対策として、大理石マット、冷却ジェルシート、アルミシートなど、猫が上に乗って涼むひんやりグッズが販売されています。用意しておくと、停電でエアコンが使用できなくなった時にも安心です。

まとめ

暑さに強いと思われている猫も熱中症にかかります。完全室内飼いの猫にもその危険があるといいます。しかしエアコンの温度を調整したり、ドアを開放して猫がより涼しい場所を見つけて移動しやすいようにしたり、また新鮮な飲み水を数か所に用意する。そんなちょっとした注意と気配りで、愛する猫を熱中症から守り、いっしょに猛暑を快適に乗りきることができるのです。

お問い合わせ・資料請求はこちら

お問い合わせ
資料請求はコチラ

お問い合わせ・資料請求